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日本初の文化系・地域部活動 

プロフィールprofile

掛川未来創造部Paletteは、日本初の文化系・地域部活動です。
市内複数の中学校から学校の枠を越えて参加できます。

地域部活・掛川未来創造部Paletteについて

活動報告写真

2017年秋、静岡県文化プログラムの「新時代の課外活動への挑戦!」(地域密着プロブラム)として採択されたことを受け、2018年春、学校の枠を越えて地域で行う文化部活動「地域部活」として創部。
発足時の主催団体(FCN)の解散と同時に、2020年度より部活動の原点への回帰をはかり、生徒の自主性・主体性を最大限に尊重、楽しく、自由な活動を第一に 2021年度より「部活動を自分たちで創る! 社会も自分たちで創る!」をスローガンに掲げ、部活動の自治に本格的に取り組んでいる。
2023年3月現在、市内7校より43名の部員が所属。(うち中1・中2は、市内5校より21名)


地域部活動とは(運営形態)

中学校や高等学校で行われている部活動を学校の管理外(地域)で行う形態(社会教育として行う形態)

※運営主体は、非営利の法人や任意団体が担う。現場の安全管理はNPOスタッフが担当(学校の教員は関わらない体制)
※活動費用について教育委員会や学校側の負担は無い。
※民間の営利企業や個人事業主が営利で行う習い事は該当しない。 
※学習指導要領「部活動の定義」に基づく活動を基本とし、部活動ガイドラインを遵守。

Poccaは、全国各地に文化系・地域部活動の展開を推進するNPO法人です。
その中で、掛川市においては、Paletteは掛川市教育委員会が公認する地域クラブの一つとして活動しています。
※公認地域クラブとは、子どもたちのスポーツや文化活動の機会を広がるために、掛川市教育委員会が公認し、連携をしている地域のクラブのことです。


活動ジャンル

Paletteでは、表現・制作・運営の各ジャンルがコラボレーションする形で活動しています。
メンバー(部員)が興味を持つジャンルを中心に、自由に選択して活動できます。一つのジャンルをずっと継続するのもOK、また、途中でジャンルを移動するのもOK。

ジャンル 具体例
表 現 アート(主にイラスト制作)、ダンス、声の表現(声劇・声優・MC)
制 作 企画(謎解きを含む)、脚本(コラボ創作、声劇など)、部内イベント制作(進行表作成)、IT(部活動にパソコンを活用)、カメラ撮影、映像撮影、SNS など
運 営 各種プロジェクトチームを編成(自分たちで動かしていく部活を実践) 

※プログラミング希望の方は、掛川市教育委員会 公認地域クラブ「掛川デジタルクラブ」を推奨。
※合唱や管楽器や弦楽器の合奏は、公認地域クラブ「掛川文化クラブ」を推奨。
※演劇(舞台)やミュージカルは、地域芸術祭の舞台芸術プロジェクトや市民劇団や子どもミュージカル等の民間団体をお奨めします。

◆◆いまのPalette in 学習センター 2023.2.21◆◆
早稲田大学の先生による活動レポート映像公開

⇒ 配信映像(YouTube)はこちら

◆◆Palette 活動紹介動画 〜声劇×アート×映像撮影のコラボ作品〜 ◆◆
Palette 声劇メンバー企画制作「チャレンジpalette」(一部改編)配信

⇒ 配信映像(YouTube)はこちら

概要

Paletteの活動概要は次の通りです。

項 目 内 容
対 象 中学生(1〜3年生)
※中3の7〜8月から公立高校入試が終わる3月中旬までは休部期間。
活動拠点 ◇掛川市生涯学習センター(掛川市御所原17-1)
→美感ホール・ホームページはこちら
◇テレブカツ(オンライン、ZOOM活用、テレワークの部活動版)
※美感ホールに通うことが出来る中学生は市内の中学校でなくても入部できます。
※現在、生涯学習センターに直接集合式と、テレブカツ(オンライン)を併用した活動を実施。
※基本、部員数×部費の収入と会場費+見守りスタッフ派遣費+WIFI月額契約料のバランスの中で直接集合の回数を部員の協議で決定(平均 月5回を集合式で実施)
※生涯学習センター休館日など年数回はテレブカツを実施。各自宅では部員家庭のPC・スマホ・Tablet等を使用。
 活動日 年間 80日程度
平日:火曜日、木曜日の週2回 18:00〜20:00
休日:外部発信イベントの本番がある場合は活動有り。(年に2回程度)
※年末年始、GWなど大型連休は休み。
※学校の定期テスト実施日の1週間前からは部活動は休み。
部費 毎月 2000円
(会場使用料、安全管理スタッフの派遣費用、WIFIルータ契約料、ICT活用のツール使用料などを含む)
※別途、保険(スポーツ安全保険、年間1450円)に加入いただきます。、
評価(学校との連絡)  年1回、中1・中2は指導要録に、中3は調査書に記載可能な情報を学校に報告。

Paletteの歩み

活動内容
2017年 9月 静岡県文化プログラムに採択(2017〜2020年)
主催:一般社団法人ふじのくに文教創造ネットワーク ※2020年解散
2018年 2月 地域部活スターティングセレモニー開催 (会場:掛川市美感ホール)
  4月  日本初の文化系・地域部活動として創部。
中学1年(第1期生)入部。同年度・市内5校より16名が所属。 
  10月 書籍「部活動改革2.0 〜文化部活動のあり方を問う〜」(長沼豊編著)に実践事例掲載
  10〜12月 文化庁「文化部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」作成検討会議
第2回・第4回にてPalette実践事例を発表
(Palette代表が 文化庁・ガイドライン検討会議の委員を務める) 
2019年 4月  新1年生入部。中学2年 15名、中学1年 4名、市内6校より計19名が所属。
  9月 ラグビーワールドカップ日本大会2019「日本vsアイルランド」
県文化プログラム・スペシャルコラボステージに出演
(会場:エコパ周辺おもてなしエリア特設ステージ) 
  10月 Paletteオリジナル作品
演劇・音楽・ダンスのコラボによる創作劇「遠州報徳と我が故郷」野外公演 上演
(作・演出、出演、制作:表も裏もすべてPaletteメンバーが担当)
 2020年 4〜5月  テレブカツ(テレワークの部活動版)を開始。
新型コロナウィルス感染拡大の影響による全国一斉臨時休校を受け対応) 
  6月 新1年生入部。中学3年 15名、中学2年 4名、中学1年 23名、市内7校より計42名が所属。
  9月 地域部活プレゼン&パフォーマンス in Kakegawa 2020 開催
(会場:掛川市美感ホール)
 2021年 1月 新主催団体・NPO法人日本地域部活動文化部推進本部(略称:Pocca)がPaletteの運営を開始。
部活動の自治(プロジェクトチーム体制の稼働)と主催団体による基盤確立により 、文化系・地域部活動の在り方が確立。『文化系・地域部活動 元年
  3月  文化庁「地域の文化部活動の在り方について」オンライン座談会の先進事例として「Paletteの3年間の実践と今後の展望」を発表。⇒ 新聞記事(教育新聞)はこちら 
  4月 新1年生入部。中学3年 4名、中学2年 23名、中学1年 19名、市内7校より計46名が所属。
令和3年度 文化庁 地域文化倶楽部(仮称)創設支援事業に採択。 
  5月  地域部活プレゼン&パフォーマンス2021(NPO Pocca主催)に、制作スタッフ参加、および、パフォーマンスで出演。
(会場:掛川市美感ホール)
  7月 2021年度 アーツカウンシルしずおか 文化芸術による地域振興プログラム 採択
(採択事業の一部にPaletteが参加) 
  10月
11月
地域芸術祭「かけがわ茶エンナーレ2020+1」の3事業に参画
・オープニングセレモニー(開幕式)の企画、制作スタッフ参加、MC出演
 ⇒ ドキュメント映像「未来を拓け」(YouTube)
・アーティストプログラムの企画および展示会場での撮影(創作)に参加
・ 文化発信拠点「かどラボ」でのオンライン番組配信の企画運営、発信(計8回)
 ⇒ プラスワンラボ!最終回リニューアル配信、ハイライト映像有(YouTube)
2022年 2月  地域部活カンファレンス&インスペクション2022(Pocca主催)
第2部のPocca事業の検証会議の実践報告に映像出演、第3部で通常部活動(テレブカツ)の見学会にリモート参加 
  3月 掛川市教育委員会より公認地域クラブの認定を受ける。 
  4月 新1年生入部。 中学3年 23名、中学2年 20名、中学1年 5名、市内7校より計48名が所属。
  7月 “表現×制作×運営” ポテンシャル オブ 地域部活@あすなろ2022(Pocca主催)
ステージ出演、MC、制作、鑑賞で参加 
   7月〜 地域部活・ネット情報番組「Ch.CoCo」試験放送(主催・企画制作:Pocca)
レギュラーコーナー「NEW TRY」に参加、全国に配信 
   8月 5月より地域指導者研修を受講。8月、Paletteセーフティースタッフが、公認地域指導者として認定を受ける。
2023年   1月 活動拠点を美感ホールから掛川市生涯学習センターに移す 
   2月 地域部活カンファレンス&インスペクション2023(Pocca主催)
第3部で通常部活動の見学会に参加(会場:掛川市生涯学習センター)
  3月  子どもたちのためのファミリーフェスタ
ポテンシャル オブ 地域部活@あすなろ2023(Pocca主催)
舞台制作、ステージ出演、MC、謎解き考案、鑑賞で参加

主催・共催・支援・運営スタッフ

【主催団体】
特定非営利活動法人 日本地域部活動文化部推進本部(2021年1月〜)

※2017年秋〜2020年6月まで、一般社団法人ふじのくに文教創造ネットワーク(略称:FCN)が主催。(FCNは2020年6月末に解散)
※FCNは地域の音楽文化振興を目的としたNPO。プロのアーティストとの共演、鑑賞プログラム、移動教室など特徴的な活動を展開。年60回外部講師を招聘するなど、プロ専門家との関係性を重視。Palette1期生と2期生は、FCNならではの特徴的な活動を経験。
※2021年1月より、文化系・地域部活の全国展開を推進する新組織・NPO法人日本地域部活動文化部推進本部(略称:Pocca)が本部直轄の部活動としてPaletteを主催。部活動の原点回帰を掲げ、専門家の指導者が直接入らず、部員の自治的な活動を徹底。自主的・主体的な参加により、楽しく、自由な活動をベースにした「個別最適な学びと協調的な学び」を得られる活動を展開。→ PoccaWEBサイトはこちら

【これまでの支援団体】
アーツカウンシルしずおか(2021年度)
静岡県文化プログラム推進委員会(2017年〜2020年度)

【スタッフ】(2023年3月現在)
役職 名前 その他
代表(顧問) 齊藤 勇 主催団体(Pocca)理事長、総合プロデューサー兼任
セーフティー スタッフ 斉藤 郁子 安全管理担当(見守りスタッフ)
公認地域指導者(掛川市教育委員会 認定)
セットアップスタッフ
セーフティースタッフ
常時1名  公益社団法人 掛川市シルバー人材センターより派遣 


主催・問い合わせ先:

NPO法人 日本地域部活動文化部推進本部(Pocca)事務局
→PoccaWEBサイトはこちら

特別協賛:
島田掛川信用金庫
→信金公式サイトはこちら

これまでの支援:
(2021年度)
アーツカウンシルしずおか

<アーツカウンシルしずおかとは>
「アーツカウンシルしずおか」は、まちづくりや観光、国際交流、福祉、教育、産業など、社会の様々な分野と文化芸術を結び付け、社会課題への対応や地域の活性化を目指す住民主体の創造的な活動を支援します。
→ アーツカウンシルしずおか公式サイトはこちら

これまでの支援:
(2017〜2020年度)
静岡県文化プログラム


静岡県文化プログラム推進委員会は、「地域とアートが共鳴する」をテーマに、オリンピック憲章で定められた文化プログラムを進めています。文化・芸術による地域活動の振興を目指し、様々な団体等との協働による多彩なプログラムに取り組みます。
→ブンプロ公式サイトはこちら
→ 4年間のPaletteの歩みはこちら