Poccaは、学校の枠を超えた文化系・地域部活動の全国展開を支援するNPO法人です。

ビジョン

部活動だけでなく、地域全体で文化活動の受け皿を創出
　学校の文化部活動の地域展開に向け、子どもたちの様々なニーズに応えうる文化系・芸術系・科学系の多様な受け皿を、部活動だけでなく、文化系のクラブや各種芸術団体、学習塾・エンタメ塾・プログラミング塾等、習い事など各種教室、アフタースクール、子どもたちのために居場所を提供しているNPO団体などが地域全体で提供できるコミュニティの創出を目指します。
　Poccaが推進する地域部活動が、これら全てのニーズに応えることはできません。また、すべきでないと考えます。
私たちは、本来の部活動の姿への原点回帰を追求しています。未来を見据えた教育課程の中で求められている学びの場を提供することに注力してまいります。
　具体的には、2030年から施行される学習指導要領の柱となる「個別最適な学びと協働的な学び」を、文化や芸術や科学に親しみ、楽しみながら学ぶことできる部活動の実現と拡大を目指します。
　表現活動の技能の向上や発表を目的にした活動は、地域部活動が担うのではなく、文化系・芸術系の地域クラブや芸術団体、各種教室などの習い事がそのニーズに応えることができます。子どもたち本人の希望でそれらの中から自由に選択できることが望ましいと考えます。
　そのために、部活動はすべての点でコンパクトにならなければなりません。部活動ガイドラインを遵守し、部活動の肥大化・過熱化・活動時間の長時間化・費用の高額化の諸課題を解消しながら、未来を見据えた改革が求められています。

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令和の時代の部活動、今こそ原点に回帰する時

　昭和の時代に盛んになった部活動は、伝統という名のもと、現役時代に部活動を経験した世代が担い手となり、昭和の社会事情に即した活動形態をそのままに活動を続け、拡大の一途を辿ってきました。
　その後、平成の30年が終わりを告げました。一億総中流社会と言われた終身雇用制主体の社会構造も大きく変わりました。多様性が叫ばれる中、社会の中で求められる思考やスキルも変化してきています。
　しかしながら、どうして部活動は旧態依然のまま、今も継続されているのでしょうか？
未来を見据え、学校が掲げる新しい教育課程の実現に向けて、今こそ姿を変えていく時ではないでしょうか？
　昭和から盛んに行われてきている芸術活動を否定しているのではありません。個人の趣味は、子どもたちも大人も関係なく、個人の中で自由に選択し、地域の芸術団体や習い事を選択して活動することで実現できます。部活動は、その時代が未来に見据えて求める学びを提供するのが本来の姿であると考えます。
　今後、テクノロジーの急速な進歩とともに、社会は大きく変革します。第4次産業革命、Society5.0など、10年後、20年後に向け、私たちPoccaは2030年施行の教育課程を補完できる取り組みを行ってまいります。
　それは、大人のためではありません。すべては、子どもたち一人ひとりの未来のために他なりません。

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主な事業内容

Poccaでは、主に次の事業に取り組んでいます。

文化系・地域部活動の理想像および在り方全般に関する企画プロデュース

少子化に伴い、学校部活動の減少が進む中、特に文化部活動においては選択肢が限られています。地域部活動の推進により、選択肢の拡大をはかり、部員の多様なニーズに対応出来る世界を目指します。

全国各地の地域部活の拠点への各種支援

Poccaは、文化系・地域部活動を主催する全国各地の拠点（現場）を支援します。

★ リモートによる外部講師のアドバイス（ワークショップ等）の企画・配信
　（オンライン講師の招聘や謝金はPocca本部が負担）
★ 活動を通した学びを深めることができる各種オンラインコンテンツの制作・配信、
★ WEBや広報ツール、各種運営資料のテンプレート提供
★ ICT活用やプロジェクトチームビルドの実践事例の提供およびサポート

など、拠点活動主催者の負担を軽減し、持続可能な部活動を支えます。

Poccaが直轄する地域部活動の運営

Pocca本部は、次の中学生と高校生の文化系・地域部活動を直轄部活動として主催・運営を行います。
現場での直接的に部員と向かい合い、共に課題を乗り越えながら持続可能な部活動の在り方を追求します。
そして、そこで得られたノウハウやスキル、共有できる各種コンテンツ等を、全国各地の拠点に提供します。

★ 中学生：地域部活・掛川未来創造部Palette （2018年4月創部、2021年 4期生が入部）
　 → Palette公式WEBはこちら、

★ 高校生：地域部活・掛川未来創造部Polyphony（2021年4月創部）

→ そのほか、Poccaが行う各種事業については「団体概要」をご覧ください。

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